TOEIC hacker

TOEIC900点までの道のり

TOEIC リスニング対策

TOEICのリスニング対策で公式問題集を絶対にやっておくべき理由

投稿日:

TOEICのリスニングセクションはセンター試験のリスニングと比べると難易度が非常に高いです。音声が1回しか流れない上に、スピードが速く、単語もビジネス関係のものが出てくるため、対策をしていないと歯が立ちません。45分間ぶっ通しで英語の音声を聞かなければいけないというのもはっきり言ってしんどいです。

またTOEICのリスニングには様々な国籍の人がナレーターとして登場します。アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア、国によって発音やアクセントが違います。

日本ではアメリカ英語を中心に英語教育を行っているため、イギリス、カナダ、オーストラリアといった国の人たちがどういった発音をするのかほとんど知りません。そのため準備なしにそういった国の人の音声を聞くとはっきり聞き取ることができません。

ニュースなどを見ていて、英語が聞き取りやすい人と全く聞き取れない人がいると感じたことのある人もいるのではないでしょうか。

聞き取れない原因の1つは、その国の発音を知らず聞き慣れていないからです。つまり事前に発音を知り聞き慣れておけば、TOEICのリスニングにおいてスコアアップを狙うことができるのです。

TOEICのリスニング対策で公式問題集を絶対にやっておくべき理由

リスニングの勉強には様々な方法があります。市販の問題集を使ったり、アプリを使ったり、ポッドキャストを使ったりなどやり方は様々ですが、TOEICのリスニングで高い点が取れればそれでいいという人であれば、最も効率の良い勉強法はTOEICの公式問題集をやることです。

TOEICを作成しているETSが作っている問題集が「TOEIC公式問題集」です。なぜこの公式問題集をやったほうがいいのか、ここではその理由を解説していきます。

 

TOEIC公式問題集のナレーターとTOEIC本番のナレーターは一緒!

実はTOEIC公式問題集に登場するナレーターはTOEIC本番で登場するナレーターと同じ人なのですTOEICの公式ページにもしっかりと記載されています。

つまり、TOEIC本番と同じ声でリスニングの練習ができるのです。

上にも書きましたがTOEICでは様々な国の人がナレーターを務めています。もしTOEICで聞き取りにくいと感じたナレーターがいたとしたら、その人は公式問題集にもいます。公式問題集をやっておけば、聞き取りにくい人の発音を事前に聞いておくことができるのです。

また、公式問題集ではどの文章をどの国の人が読んだのか記載されています。この問題のナレーターが聞き取りづらいと感じたら、解説でどこの国の人なのかチェックし、その発音を重点的に対策することができてしまします。

他の問題集との大きな差はこのナレーターにあります。他の問題集ではTOEIC本番とは違うナレーターを採用しています。本番と同じナレーターで勉強ができるのは公式問題集だけの特権なのです。

公式問題集の問題は本番のそれと限りなく近い

TOEICテストを作成してるETSが公式問題集の問題を作成しているため、当たり前ですが問題自体がTOEICの問題に限りなく近いものとなっています。

公式問題集以外にも問題の質が高い問題集は存在しますが、やはり一番本番に近いのは公式問題集です。

本番と似た難易度・問題で勉強をしたいという人に公式問題集は最適です。

 

公式問題集はどれを買うべきか?

公式問題集が初めて発売されてから10年以上が経っているため、今では種類がたくさん出ておりどれを買うべきかわからないという方もいると思います。

ここからはどの公式問題集を買うべきか書いていきたいと思います。

 

できるだけ新しいものを買おう

TOEICの問題は年々変化しています。古ければ古いほど問題の傾向が今のTOEICとズレてしまうため、できるだけ新しい公式問題集を購入することをおすすめします。

公式問題集 Vol.1~3に関してはもはや買わないほうがいいでしょう。難易度も問題も今のTOEICとはかけ離れてしまっています。

また古いものだとナレーターが今と違う可能性もあります。これでは公式問題集の利点を活かすことができません。

基本的には1年~2年以内に出ている公式問題集がおすすめです。

新形式に対応しているものがおすすめ

TOEICは2016年5月に新形式に移行しました。新形式ではPartごとの問題数が変わったり、今までになかった問題が追加されるなど、今までのTOEICとは大幅に変わっています。

公式問題集も新形式前のものと、新形式に対応したものがあります。TOEICが新形式になった今であれば、新形式に対応した公式問題集を買うのがいいでしょう。

現在、新形式対応している公式問題集は3つあります。

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集2」が最新の公式問題集となっております。買うのであればこの3つのどれかがおすすめです。

 

解き方・テクニックを知るなら市販の問題集

公式問題集では本番と同じナレーターで問題を解くことができますが、問題の解き方やテクニック、コツなどを身につけるのにはあまり向いていません。

解き方やテクニックなどを知りたいという場合は公式問題集以外の市販の問題集がおすすめです。

 

究極のゼミシリーズで解き方をマスター

究極のゼミシリーズという問題集があります。リスニングに関しては「究極のゼミ Part1&2」と「究極のゼミPart3&4」が出ています。

この究極のゼミ1冊で、どうやってリスニング問題を解いていったらいいかわかります。まずは究極のゼミをやり、解き方やテクニックを覚えてから公式問題集で対策をするのが個人的にはおすすめです







-TOEIC リスニング対策

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

TOEICリスニングパートで460点を取るまでに使った問題集・参考書はこれだけ!

Chiemsee2016 / Pixabay 私が初めてTOEICを受験したときのリスニングパートのスコアは300以下、そこからこれまでで最高のスコアである460(新形式移行後)まで伸ばすために使った …